せっかく医療脱毛をしたのに、また毛が生えてくるという話を聞きませんか?
医療脱毛は永久脱毛の効果があるため、完全にムダ毛がなくなると思っている人は多いと思います。しかし、何らかの要因でムダ毛が生えてくることがあるのも事実です。
今回は、医療脱毛をしても生えてきてしまう原因と、その対策について詳しく解説していきます!
医療脱毛をしてもまた生えてくる? みんなの不安をYahoo!知恵袋で調査
まずは、医療脱毛の効果に対する不安を、Yahoo!知恵袋で拾ってみました!
医療脱毛完了してもまた生えてくるというのは本当でしょうか?
医療脱毛してもまた生えてくるって本当ですか?
脱毛を考えていますが、高いお金を出してまた生えてくるんだったらお金の無駄だなって思ってます。
医療脱毛した方教えて欲しいです。
このように、「医療脱毛をしても、また毛が生えてくるのでは?」と不安に思っている人は多いみたいですね。
それでは実際に、医療脱毛に通って施術を受けた人の声も見てみましょう。
医療脱毛9回が終わったのですが腕や脚はよく見るとまばらにまだ生えてくる毛はありますがそれよりもVIOがまだ太い毛ではないですが生えてきます。
Iの毛を剃ったりしてるので生えてきてチクチクし痒いです。
9回目でもそうゆうもんですか?
医療脱毛に通っているのに毛が生えてくるのは何故でしょうか(TT)
全身脱毛16回以上通ってます。
確実に自己処理は減りましたが ところどころ生えては来るので…
私の求めてるツルツルには一生ならないんですかね汗
vioに関してはツルツルにしてたのに今妊娠中で3月から通ってなくて自己処理もしなくなってってやったらぼー!ぼー!です!!!笑
つるつるで出会った旦那にはびっくりされますーー(^_^;
中には医療脱毛に16回以上通っていても、毛が生えてくる人もいらっしゃいました。
ただ、この方は妊娠によってホルモンバランスが乱れ、生えてきてしまった可能性が考えられます。いずれにせよ、医療脱毛をしても再びムダ毛が生えてきてしまうのは事実のようです。
医療脱毛は「永久脱毛」ではないの?
医療脱毛をしても、また毛が生えてくるなら医療脱毛は永久脱毛ではないのかと疑問に思いますよね。ここで、「永久脱毛」の定義を確認してみましょう。
まずは「永久脱毛」の定義を知ろう
永久脱毛の定義は、FDA(アメリカ食品医薬品局) によると、『一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること』とされています。
また、AEA(米国電気脱毛協会)によると『最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛と認める。』とされています。引用:リゼクリニック
「永久脱毛」と聞くと、「永久にムダ毛が1本も生えてこない状態」をイメージしますよね。
しかし実際は、「最後の脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下の状態であること」と定義しています。つまり、永久脱毛は「完全に毛が生えてこなくなる状態」ではないというわけです。
脱毛サロンの光脱毛では永久脱毛が実現できない
医療脱毛では強力なレーザーを照射し、毛を生やす組織を破壊するため永久脱毛が可能です。強力なレーザーを使用し、リスクが伴うことから医療行為にあたります。
しかし、サロン脱毛は医療行為ではなく、医療脱毛に比べて照射パワーが弱い光を当てます。そのため、脱毛効果は抑毛・減毛の効果に留まり、永久脱毛は実現できません。
このことから、永久脱毛を目的としているなら医療脱毛、生えるスピードを抑制したり減毛・除毛などのメンテナンスを目的とするなら脱毛サロンが向いているといえますね。
医療脱毛後にまた生えてきてしまう原因3選
それでは以下で、医療脱毛をしてもまた生えてきてしまう3つの原因を紹介していきます。
- 毛周期を意識して通えていない
- 照射漏れがあった
- 産毛は色素が薄く効果を得るまで時間がかかる
毛周期を意識して通えていない
「毛周期」とは、「毛が生え変わるサイクル」のことで、「成長期」「退行期」「休止期」の3段階に分けられます。
- 「成長期」→毛が最も成長している時期で、根が深くメラニン色素が濃くなっている状態
- 「退行期」→成長期の毛が成長しきった状態で、細くなり抜け落ちやすい時期
- 「休止期」→毛が成長せず、毛穴から抜け落ちる期間で毛は生えてこない
参考:広尾プライム皮膚科
医療脱毛で効果が出るのは「成長期」の毛のみ。成長期の毛はメラニン色素が濃く、レーザーがしっかり反応し、毛乳頭に熱が加わります。
一方で、退行期・休止期の毛はメラニン色素が薄いため、レーザーが反応しにくく脱毛効果は現れにくいです。
成長期の毛は全体の約20%なので、照射で効果が出るのも全体の20%となります。つまり、脱毛をする際は毛周期を考えて脱毛をする必要があります。
また、毛周期はストレスなどによってホルモンバランスが崩れると、乱れてしまうことがあります。脱毛の効果をしっかり得るためにも、ストレスフリーの生活を送るように心がけてみましょう。
照射漏れがあった
「照射漏れ」とは、「施術時にレーザーの打ち漏れがあり、部分的に毛が残ってしまう状態」のことを言います。
レーザー照射後、一般的には2~4週間程度で毛は抜け落ちます。ですが、一部分にまとまって毛が残っていた場合は、照射漏れが起こった可能性が高いです。
特に凹凸が多い部位は、脱毛機の照射口であるヘッドが密着しづらいため、適切にレーザーを照射されていない可能性があります。あご・あご下・ひざ・ひじ・VIO・手首・足首などは凹凸が多い部位なので、照射漏れが起きやすい部位になります。
また、照射時の痛みで体が動いてしまったりすると、照射する位置がずれてしまい照射漏れの原因になります。
産毛は色素が薄く効果を得るまで時間がかかる
産毛はメラニン色素が薄いため、レーザーの光に反応しにくいです。
特に顔や背中などの産毛が多い部位は、施術回数がどうしても多くなってしまいます。可能であれば、産毛に効果が高いとさえる脱毛機で施術してもらうといいでしょう。
そもそも、医療脱毛のレーザーは「アレキサンドライトレーザー」「ヤグレーザー」「ダイオードレーザー」の3種類があります。それぞれ、毛質や肌質によって効果の現れ方は異なります。
この中で一番産毛に効果的といわれるのが「ダイオードレーザー」です。
引用:エミナルクリニック
ただし、これは一般論であり、毛質や肌質によって個人差があります。産毛まで綺麗に脱毛したいのであれば、なるべく脱毛機を豊富に揃えているクリニックを選んでみましょう。
まとめ
医療脱毛をしても毛がまた生えてくるのには、毛周期を意識して通えていなかったり、照射漏れが起きていることが原因だと分かりましたね。
永久脱毛とは言っても、1回の施術で効果が出るのは全体の20%の毛のみなので、ムダ毛をなくすなら根気強く脱毛に通い続ける必要があります。
万が一照射漏れが起こった際は、クリニックの対応が重要になってきますので、クリニック選びは慎重に行いましょう。
なお、当サイトとしておすすめの医療脱毛クリニックを紹介した記事を、以下のページで詳しく書いています。気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。